ミズノ コンフィグリップは買いか|91商品徹底比較で見えた、雨の日も晴れの日も握れて手のひらを守る千円台の安心感
濡れた日も乾いた日も握りが抜けにくく、手のひらも長持ちする千円台のグローブ
雨や手汗で濡れても、クラブを握る手が滑りにくいグローブです。 ミズノ コンフィグリップは、クラブを支える薬指と小指の側にだけ点状の滑り止めを付け、そこを二重にしています。乾いた日もしっかり握れて、手のひらの付け根にマメができにくいのも特長です。
濡れると効く素材のグローブは、乾いた日に頼りなく感じやすい傾向があります。手のひら全体に滑り止めを貼ったグローブは、手のひらから先に傷みやすい傾向があります。コンフィグリップはその間に位置し、晴れの日と雨の日のどちらにも使えて、価格は1,000〜1,600円ほどです。
春・秋・冬のラウンドや小雨の日、練習とラウンドを1枚で回したい人に向いています。 指が短めで手が細めの人にも合いやすい作りです。
握りの要所だけを補強した合成皮革のグローブ
力のかかる場所にだけ滑り止めがある
コンフィグリップは、握りに効く場所だけを補強したグローブです。 手のひらと甲は合成皮革で、手のひらの外側、薬指から小指の付け根にかけて人工皮革の当て布を重ね、その上にシリコンの滑り止めを点状に付けています。旧型(5MJML602)の滑り止めはこの外側の部分だけで、リニューアル版は人差し指まで補強が延びています。
クラブを支えるのは主に小指側の3本の指です。そこが滑らなければ強く握り込まなくてもクラブが手の中で動きにくくなり、軽い力でも振りがぶれにくいと感じる人がいるのはこのためと推測されます。
雨の日も晴れの日も、外側の握りは保たれる
評価でいちばん厚く語られているのは、濡れても握りが抜けにくいことです。 雨でグローブが濡れた日や、夏の汗ばんだ手で握る場面でも、クラブとの間が滑りにくいことを喜ぶ人が目立ちます。
晴れた日の握りもしっかりしています。 濡れたときに働く素材と違い、シリコンの滑り止めは乾いていても効くので、天気を選ばずに使えます。
二重の当て布が手のひらを守る
手のひらの付け根や小指側にマメができやすい人には、この厚みが助けになります。 当て布を二重にした部分がクッションになり、握ったときの痛みが和らぐためと考えられます。縫い目が内側にあり、指が擦れにくい作りも好まれています。
全体に厚手なので、春・秋・冬に使いやすいグローブです。
旧型とリニューアル版が並んで売られている
コンフィグリップには旧型とリニューアル版があり、同じ名前でどちらも流通しています。 違いは補強の範囲で、リニューアル版は人差し指まで補強が延びています。甲側が早く裂けたという評価は旧型に多く見られるため、選べるならリニューアル版を確かめて買うのが安心です。
注意点
真夏に大汗をかく日は、手袋の内側で手が滑ることがあります。 外側はクラブに食いついていても、内側の生地は汗を吸いにくく、厚みがあって手にぴったり沿い切らないためと推測されます。汗の多い人は、替えのグローブを用意しておくと安心です。
滑り止めは使うほどすり減ります。 練習量が多いと、数か月で効きが落ちてくることがあります。
旧型は、甲側の小さな通気穴や指の部分から裂けることがあります。 手のひら側は丈夫でも、甲側が先に傷む場合があります。縫製が甘い個体もあるようです。
サイズは小さめ・細身に作られています。 親指が長めに感じられることもあるので、普段のサイズより大きめを検討してください。面ファスナーが短めなので、手の甲が厚い人は留めにくい場合があります。
開封した直後は、素材のにおいが気になることがあります。 肌に合わない場合もあります。
厚みがあるので、素手に近い感覚や繊細なタッチを求める人には物足りない可能性があります。
買うときは、左右の表記に注意してください。 右手用で探すと、右利き用(左手に着ける)が表示されることがあります。旧型かリニューアル版かも、あわせて確認しておきましょう。
似たグローブと比べると何が違う?
コンフィグリップの持ち味は、握りの要所を補強していること、厚みで手を守ること、濡れても握れることの3つです。ここでは、同じ作りで別の方向に振ったもの、作りは違うのに同じように濡れに強いもの、同じミズノの上と下のモデルの3つの角度から、ほかに選ぶべきものがないかを確かめます。
同じシリコンの滑り止めで、もっと強いもの・涼しいもの・薄いものはある?
どれも手のひらにシリコンの滑り止めを使ったグローブで、握りの強さを取るか、汗への強さを取るか、薄さを取るかで分かれます。コンフィグリップは、ゴルフ規則に適合したまま厚みで手を守る中間の位置にあります。
キャスコ ゼウスインパクトは、規則を気にせず握りの強さを取りたい人のためのグローブです。 型番はZI-1926です。手のひら全体にタイヤの溝のようなシリコンが付いていて、握力が落ちてきた人でも楽に振れると感じやすい作りです。その代わりゴルフ規則に適合しないため、公式の競技では使えません。厚みで違和感が出る場合があり、サイズは大きめで、小さめのコンフィグリップとは逆です。価格は1,700円ほどです。競技に出ず、とにかく滑らないことを優先するならこちらです。
ブリヂストン ウルトラグリップ クールは、汗を甲から逃がす夏向けのグローブです。 型番はGL25S1です。手のひらの滑り止めはコンフィグリップと同じ系統で、甲がメッシュなので汗をかいてもベタつきにくい作りです。ただ、ラウンドの後半にびしょ濡れになると滑りやすくなる場合があり、汗が限界を超えれば同じ悩みは残ると推測されます。価格は1,600円ほどです。夏に手汗が気になるならこちら、春から冬に手を守りながら使うならコンフィグリップです。
キャロウェイ グラフィックは、薄さとデザインで選ばれている同じ価格帯のグローブです。 生地が薄く手になじみやすいので、クラブの感触を手で感じたい人に合います。一方、濡れたときの握りは人によって受け止め方が分かれ、手汗で滑りやすく感じる場合もあります。土台が薄いぶん、滑り止めを支えるクッションが少ないためと推測されます。価格は1,300円ほどです。晴れの日や練習で、薄い感触と見た目を楽しみたいならこちらです。
最大の握りならゼウスインパクト、夏の汗ならウルトラグリップ クール、薄さならグラフィック。雨の日の安心感と手の保護を千円台で取りたいなら、コンフィグリップです。
シリコンに頼らずに、濡れても滑らないものはある?
この3つは、滑り止めを貼るのではなく、素材そのもので濡れに強くしたグローブです。雨の日の握りはどれもコンフィグリップと同等以上で、差が出るのは乾いた日の握り、手袋の中の汗、使える期間、厚さ、価格です。コンフィグリップは、乾いた日にも強く、価格を抑えられるのが持ち味です。
ゼロフィット インスパイラルグローブは、濡れるほど効く、汗かきのための薄手のグローブです。 外側だけでなく手袋の中でも手が滑りにくく、コンフィグリップの注意点である真夏の内側の滑りを気にしなくて済むのが大きな違いです。素材が水分を取り込んで握りに変わり、生地が薄いので手との間に隙間ができにくいためと推測されます。熱心に勧める人や、これしか使わないという愛用者が特に多いグローブです。その反面、乾いた寒い日は握りが普通に感じられることがあり、薄さで手が痛くなる場合もあります。価格は1,600円ほどです。大汗をかく人、夏や雨の日が多い人、素手に近い感覚が欲しい人はこちらです。
フットジョイ ナノロック ツアーは、滑りにくさが長く続き、洗うと握りが戻るグローブです。 手のひらは極細の繊維で雨に強く、長年使い続けている人が多いほど長持ちします。すり減る滑り止めがないので、洗えば元の握りに近づきます。グローブ選びに迷った末にここへ落ち着いたという人が多いのも特徴です。一方、乾いた日の密着感は控えめで、サイズは大きめ、指は長めです。価格は1,600〜1,700円ほどです。1枚を洗って長く使いたい人、滑り止めが剥がれるのが嫌な人はこちらです。
ミックゴルフ FIT39は、手のひら全体をゴムのような素材にした、雨に強いグローブです。 滑り止めが一部ではなく手のひら全面にあり、伸縮する甲が手を締めて固定するので、雨の日の安心感が高い作りです。1年以上使えることが多く、10年以上使い続ける愛用者も少なくありません。締め付けが強めで、縫い目がほつれる場合があります。価格は1,700円ほどです。雨の日のプレーが多い人、1枚を年単位で使いたい人はこちらです。
大汗ならインスパイラルグローブ、洗って長く使うならナノロック ツアー、雨用に年単位で使うならFIT39。乾いた日と濡れた日の両方を安く取りたいなら、コンフィグリップです。
同じミズノなら、上や下のモデルのほうがいい?
ミズノの合成皮革グローブは、エンボス加工だけのティーゾイド、要所にシリコンを付けたコンフィグリップ、手のひら全面にシリコンを付けたダブルグリップの順に握りを強めています。RVは、同じ価格帯で薄さに寄せたモデルです。
ミズノ ダブルグリップは、握りの強さを一段上げた上位モデルです。 手のひら全体と人差し指にシリコンがあり、手袋の内側にも滑り止めが付いているので、軽く握るだけでクラブを支えやすく、コンフィグリップで気になりやすい夏の内側の滑りにも備えた作りです。指先が短いサイズがあることも、熱心に支持される理由になっています。一方、手のひらの小指側が早く擦り切れたり、滑り止めが剥がれたりする場合があります。コンフィグリップは甲側から、ダブルグリップは手のひらから傷みやすく、傷む場所が逆です。 補強のない手のひらにシリコンの摩擦が集中するためと推測されます。価格は1,900〜2,300円ほどです。とにかく握りを強くしたい人、夏の内側の滑りが気になる人、指が短い人はこちらです。
ミズノ ティーゾイドは、洗いながら使い回せる手頃な練習用です。 型番は5MJML604です。手のひらはエンボス加工だけでシリコンはなく、握りはほどほどです。洗濯機で洗えてにおいが残りにくい点が好まれ、練習用にまとめ買いする人が目立ちます。夏に中がヌルつく場合や、通気穴が裂ける場合がある点はコンフィグリップと同じです。とにかく安く、練習用を何枚も回したいならこちらです。
ミズノ RVは、同じ価格帯で薄さとフィットを優先したモデルです。 素手に近い感覚がある一方、汗をかくと中で滑りやすく、早く破れる場合があります。価格は1,600円ほどです。薄さを最優先し、夏に使い切るつもりならこちらです。
握りの強さならダブルグリップ、安さならティーゾイド、薄さならRV。雨に強く手のひらが長く持つバランスを千円台で取りたいなら、コンフィグリップです。
買ったあとに知っておきたいこと
サイズは普段より大きめを選ぶのが無難です。 小さめ・細身に作られているためです。使ううちに少し伸びて手になじむこともあるので、きつすぎなければ様子を見るのも一つの方法です。
洗って使えます。 洗濯しても握りが変わりにくいので、汚れたら洗って陰干ししてください。
滑り止めがすり減ることを前提に使い分けると、長持ちします。 新しいうちはラウンドで使い、滑り止めが薄くなってきたら練習用に回すと、1枚を無駄なく使い切れます。2枚を交互に使うのも効果的です。
真夏のラウンドには替えを1枚持っていきましょう。 汗で手袋の中が濡れてきたら交換すると、握りの安心感を保てます。
開封直後のにおいが気になる場合は、使う前に一度洗うと和らぎます。
本記事は、公開されているゴルフグローブのユーザーレビューをもとに、当編集部が独自に評価傾向を分類・集計・分析したものです。記事中の比率・分類はすべて当編集部による独自集計であり、個々のレビュー本文の転載は行っていません。効果には個人差があり、特定の商品の性能を保証するものではありません。価格・評価は執筆時点のものです。