キャロウェイ ウォーバードは買いか|81商品徹底比較で見えた、千円前後で手になじむ着け心地とキャロウェイの見た目
千円前後で手に合う、普段使いと練習のための1枚
千円前後で買えて、手にすっと沿い、キャロウェイらしい見た目まで手に入る、気軽に替えられるグローブです。 キャロウェイ ウォーバード(キャロウェイ WARBIRD 23/WARBIRD LH)は、比べた同価格帯の合皮グローブの中では薄く柔らかい部類に入り、はめてすぐ手になじむのが持ち味です。晴れた日の練習やラウンドで、汚れたら新しいものに替える使い方にいちばん合っています。
一方で、練習でたくさん打つなら厚手や補強付き、汗っかきの人や雨の日によく回る人は濡れても滑りにくいタイプ、握り心地を何より大事にするなら同じ値段の天然羊革のほうが満足できるかもしれません。それぞれ何を選べばよいかは、本編で順に紹介します。
ウォーバードはどんなグローブか
薄い合皮と伸びる甲で、はめてすぐ手になじむ
ウォーバードは、手のひらが合成皮革、手の甲が合成皮革とポリエステルの伸縮生地でできています。手のひらにシリコンのすべり止めや革の当て布はなく、シンプルな作りです。
評価の中心は、手にぴったり沿う装着感です。 手のひら側の素材が薄くて柔らかく、甲の生地が伸びて手の形に合わせてくれるためです。はめた直後は少しきつくても、何度か使ううちになじんでいくタイプです。
もうひとつ熱く支持されているのが、キャロウェイの手袋をこの値段で使えることです。 白に赤、黒に赤の配色はウェアに合わせやすく、クラブやバッグをキャロウェイでそろえている人ほど満足度が高い傾向にあります。グローブは消耗品と割り切りつつ、見た目はきちんとしたものを選びたい人に響いている商品です。実売価格は25年モデルで1,000円前後、23年モデルで2,000円前後です。
晴れた日はしっかり握れる、汗や雨の日は人による
乾いた状態なら、クラブをしっかり握れるという評価が大半です。 初心者や、月に数回回るくらいのゴルファーには十分なグリップ力です。
汗や雨の場面では、感じ方が分かれます。雨や汗にも強いと感じる人がいる一方で、汗をかくと手袋の中で手が動く、雨の日は滑りやすいと感じる人もいます。手のひらの表面は、23年モデルがつるっとした感触、25年モデルがサラサラした起毛に近い感触と、年式で手ざわりが違います。推測ですが、この違いも感じ方が分かれる一因と考えられます。
注意点
長もちするかどうかは、使い方や個体によって差が出やすいようです。 半年使っても目立った傷みが出ない人がいる一方で、早い段階で破れてしまう人もいます。傷みが出やすいのは、手のひらの小指側の付け根、親指の付け根、手首寄りの部分、指の縫い目です。手のひらに補強がない作りのため、クラブが強く当たる場所や握り方の癖が出る場所から擦り切れやすいと考えられます。
サイズは、手を測ってから選ぶのがおすすめです。 指が長めの作りで、指の短い人は先が余ることがあります。いつものサイズで小さく感じる人も大きく感じる人もいるので、実寸での確認が安心です。
購入時は年式にも気をつけてください。売り場には23年モデルと25年モデル(商品名にLHと付くもの)が並んでいて、手のひらの手ざわりが違います。「LH」は左手にはめる、右利き用という意味で、左利き用と取り違えやすい表記です。2021年モデルは甲の素材の構成が違うため、本記事の評価には含めていません。
ほかに少数ですが、においが気になる人や、夏は熱がこもりやすいと感じる人もいます。
もっといいのはないの?
ウォーバードの持ち味は「安い、手に合う、見た目がいい」の3つです。その一方で、長もちするかどうか、濡れたときのグリップ、サイズの合い方は人によって差が出ます。この章では、そこを補える商品や、別のやり方で同じ満足に届く商品を、3つの切り口で紹介します。
同じ作りで、もっと丈夫なものは?
どれも合皮の手のひらに伸びる甲を組み合わせた、1,000円台前半までのグローブです。ウォーバードは薄くて柔らかい側にあり、手のひらに補強のあるもの、さらに厚くて二重のものへと進むほど、丈夫さと引き換えに手に伝わる感覚は鈍くなります。
ブリヂストン ツアーステージは、ウォーバードと同じくらいかそれ以下の値段で、練習で使い倒せる丈夫さが選ばれる理由です。 型番はGLTS24、価格は1,000円前後です。ウォーバードよりやや厚めの作りで、何か月も使い込んでも傷みにくいと評価されています。そのぶん、手へのなじみやすさは薄いウォーバードに分があると考えられます。とにかく安く、練習でたくさん打っても長くもつものが欲しい人に向いています。
フットジョイ ウェザーソフは、定番ブランドの手ごろなモデルで、手のひらの補強が選ばれる理由です。 型番はFGWF23、価格は1,300円前後です。手のひらの当たりやすい部分に別の素材が重ねてあり、ウォーバードで擦り切れやすい手のひらの下側が長もちしやすくなっています。汗をかくと手袋の中で手が動きやすい点はウォーバードと似ていて、指はウォーバードより細めの作りです。ブランド品の安心感はそのままに、手のひらから破れるのを減らしたい人に向いています。
ブリヂストン ソフトグリップは、厚手で手のひらが二重になった丈夫さと、手を守る安心感が選ばれる理由です。 型番はGL2404、価格は1,200円前後です。厚みがあるぶん長くもち、マメができにくいと評価されています。そのかわり、グリップの感触は伝わりにくく、サイズは小さめに感じる人が多いようです。握る力が強い人や、マメができやすい人に向いています。 サイズはいつもより一つ上も検討してください。
まとめると、見た目と薄い着け心地ならウォーバード、安さと丈夫さならツアーステージ、ブランドと手のひらの補強ならウェザーソフ、手を守る厚みならソフトグリップです。
作りが違っても、同じくらいの値段で手に合うものは?
素材はばらばらですが、どれも「手ごろな値段で手に合う」という点でウォーバードと同じ満足に届いているグローブです。2枚で千円を切るもの、同じ値段で天然羊革のもの、少し高いけれど濡れに強く薄いものと、得意な方向が分かれます。ブランドの見た目まで含めて満たしてくれるのは、この中ではウォーバードです。
キャスコ DNA シープは、1,000円前後で天然の羊革を使えることが選ばれる理由です。 型番はGF-2012です。革が手にもクラブにもなじむので、しっとり吸い付くような握り心地は合皮のウォーバードより一段上と受け止められています。そのかわり、雨に濡れると硬くなって滑りやすく、サイズは小さめに感じられるようです。晴れた日の握り心地をいちばんに考える人に向いています。 雨の日用は別に用意しておくと安心です。
グローブグルゴルフ 全天候型 高耐久は、2枚で1,000円を切る値段が選ばれる理由です。 柔らかい極細繊維の素材で手によくなじみ、値段の割に破れにくいと評価されています。ブランドのロゴはなく、生地が薄くて伸びやすいため、指が細い人には余りが出ることもあるようです。練習で枚数をたくさん使う人、ブランドにこだわらない人に向いています。
ゼロフィット インスパイラルグローブは、汗や雨で濡れても滑りにくく、素手に近い着け心地が選ばれる理由です。 型番はZFNEW、価格は1,600円前後です。手のひらの起毛素材が水分を含んでもグリップを保つため、ウォーバードで感じ方が分かれる汗と雨の場面に強いのが特長です。数百円高くなるうえ、薄さのぶん手が擦れやすいと感じる人もいます。汗っかきの人、雨の日もよく回る人に向いています。
まとめると、ブランドの見た目と気軽さならウォーバード、握り心地ならDNA シープ、1枚あたりの安さならグローブグルゴルフ、濡れへの強さならインスパイラルグローブです。
キャロウェイの中では、どの位置にいる?
キャロウェイのグローブの中で、ウォーバードは入口にあたる、気軽に替えられるモデルです。同じくらいの値段でグリップを強めたもの、合皮の上位モデル、天然革のいちばん上のモデルが続きます。本番は上位モデル、練習は気軽なモデルという使い分けにも向いた並びです。
キャロウェイ グラフィックは、同じくらいの値段で、手のひらのシリコンでグリップを強めたモデルです。 価格は1,300円前後です。乾いた日はしっかり効くと評価される一方、表面が濡れるとかえって滑りやすいと感じる人もいます。サイズは小さめのようです。晴れた日のグリップとデザインを重視する人に向いています。
キャロウェイ オールウェザーは、汗や雨に強く、長く使える合皮の上位モデルです。 型番はLH 24、価格は2,000〜2,200円ほどです。起毛した合皮で、汗や雨でも滑りにくく、洗っても使い心地が変わりにくいと評価されています。値段は上がり、生地の薄さが頼りなく感じる人や、少しつっぱる感覚を持つ人もいます。夏場や雨の日に備えたい人、長くもたせたい人に向いています。
キャロウェイ ツアーオーセンティックは、天然革のしっとりした握り心地で選ばれる、いちばん上のモデルです。 型番はMLH WHT 25、価格は2,000円前後です。手との一体感はウォーバードとは別物と熱く支持されている一方、雨には弱く、長もちするかどうかは人によって分かれます。晴れた日の本番で使いたい人に向いています。
まとめると、普段のラウンドと練習ならウォーバード、晴れた日のグリップならグラフィック、天気を選ばず使うならオールウェザー、本番の握り心地ならツアーオーセンティックです。
買ったあとに知っておきたいこと
サイズは、手を測って選ぶのがいちばんの近道です。 指が長めの作りなので、指の短い人は試着できる店で一度確かめておくと安心です。最初は少しきつめでも、使ううちになじんでくる場合があります。
届いたら、まず練習で一度使ってみてください。 縫い目が早いうちにほつれる個体もあるため、大事なラウンドの前に一度はめて打っておくと安心です。
夏は、替えを1枚持っておくのがおすすめです。 汗をかく時期は、途中で替えられるようにしておくと握りが安定します。雨の予報がある日は、濡れに強いタイプを1枚バッグに入れておくと安心です。
値段が手ごろなので、2〜3枚を順番に使うと長もちしやすくなります。 汚れたら替える消耗品と割り切って、気軽に使えるのがウォーバードのよさです。
本記事は、公開されているゴルフグローブのユーザーレビューをもとに、当編集部が独自に評価傾向を分類・集計・分析したものです。記事中の比率・分類はすべて当編集部による独自集計であり、個々のレビュー本文の転載は行っていません。効果には個人差があり、特定の商品の性能を保証するものではありません。価格・評価は執筆時点のものです。