ミズノ サーマグリップは買いか|91商品徹底比較で見えた厳しい寒さでも指がかじかみにくい保温力

公開: 2026/10/10 / 更新: 2026/10/9

真冬の朝でも、指がかじかまずにクラブを握れる

ミズノ サーマグリップ
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冬のラウンドで手がかじかむなら、ミズノ サーマグリップ(MIZUNO THERMA GRIP)は有力な一枚です。 両手を手首まで包み込み、内側の起毛が熱を逃がさないので、気温1桁の早朝や北風の強い日でも指先まで冷えにくく、寒い地域の屋外練習場でも頼りにされています。

同じ冬用の両手グローブの中では、より厳しい寒さまで手を守ってくれる一枚です。 薄さと暖かさの両立ならキャロウェイ ウィンター ハイパー ヒート FW、握りの粘りならブリヂストン ウルトラグリップ ウォーム、5℃より暖かい日に軽く使うならテーラーメイド ウォームフィット グローブが合います。

特に向いているのは、真冬の早朝ラウンドや寒い地域での練習、グローブを着けたままスマホや距離計を操作したい人です。 1ラウンド外さずに使い続けるほど、良さが生きます。


サーマグリップでできること

暖かい理由は、手首まで隙間なく包む作り

両手用で、手のひらは人工皮革に発泡樹脂の滑り止めプリント、甲の内側は起毛したニット素材、手首の口はフリースという作りです。サイズはS・M・Lの3つです。

暖かさの決め手は、冷たい空気が入り込む隙間をつくらないことです。 片手ではなく両手を覆い、手首の口までふさいでいるので、手の熱がこもったまま逃げません。指先や手首まで冷えずにラウンドを終えられるのは、この作りのおかげです。推測ですが、手袋そのものが熱を出すというより、包み込んで保温する作りが暖かさを支えていると考えられます。

どのくらいの寒さまで頼れるか

気温1桁の朝はもちろん、強い北風の日や寒い地域の屋外練習場でも、手がかじかみにくい一枚です。 晴れて気温が上がる日には、汗ばむほど暖かくなることもあります。ゴルフ以外でも、冬の防寒手袋として使われています。

一方で、0℃前後まで冷え込むと、指先から冷えてくると感じる人もいます。真冬の厳しい寒さを和らげてくれる道具であって、寒さを完全に消すものではないと考えておくと、期待とのずれがありません。

着けたままラウンドを回せる

人差し指がタッチパネルに対応しているので、着けたままスマホや腕時計型の距離計を操作できます。 スコアを入力するたびに外す必要がなく、パターまで着けたまま回ることもできます。

普段は右手に何も着けない人にとっては、右手の冷えやマメ、ラウンド後の手荒れを防ぐ手段にもなります。

注意点

厚みがあるぶん、手の感覚は普段のグローブより鈍く感じることがあります。 パターやアプローチの微妙なタッチが伝わりにくい、ゴワつく、と感じる人もいます。ただ、かじかんで感覚を失うよりはずっといい、練習で使ううちに慣れた、と受け入れている人も多く、寒さとの引き換えと割り切れるかがポイントです。

握り心地の受け止め方は、人によって分かれます。 思い切り振っても滑らないと感じる人がいる一方で、物足りなさを覚える人や、手袋の中で手がわずかにずれる感覚を覚える人もいます。推測ですが、普段から厚手のグローブや、粘りの強い手のひらのグローブを使っている人ほど、違いを感じやすいかもしれません。

サイズは採寸してから選ぶのが確実です。 展開はS・M・Lの3サイズだけで、大きめに感じる人がいます。指が短い人は指先が余りやすく、左右で手の大きさが違う人は、片方がややきつくなることがあります。迷ったら小さいほうを選ぶと、中で手が遊びにくくなります。

練習場で頻繁に使う人は、傷み具合をこまめに確かめると安心です。 コースでの出番が中心なら、気にしすぎる必要はなさそうです。

2023年モデルと現行モデルは、素材の構成が同じです。 違うのは手のひらの滑り止め模様くらいなので、価格で選んでかまいません。執筆時点では、2023年モデルが約1,700円、現行モデルが約2,700円です。

つまりサーマグリップは、手袋の厚みと引き換えに、厳しい寒さから手を守ってくれる一枚です。では、その厚みを減らしたグローブや、別の方法で冬をしのげるグローブはないのか。次の章で確かめます。

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比較:もっといいグローブはないのか

サーマグリップより自分に合う一枚がないかを、三つの方向から見ていきます。同じ冬用の両手グローブ、冬用ではないが冬に使われている方法、そしてミズノの他のグローブです。

同じ冬用の両手グローブで、もっと薄くて暖かいものはない?

冬用の両手グローブは、どこまでの寒さに耐えるかと、どれだけ薄く手になじむかで性格が分かれます。 サーマグリップは寒さに強いぶん厚めです。キャロウェイは薄さと暖かさを両立させた位置にあり、テーラーメイドはさらに軽い代わりに暖かさは控えめです。ブリヂストンは、握りの強さに振った一枚です。

キャロウェイ ウィンター ハイパー ヒート FWキャロウェイ ウィンター ハイパー ヒート FWは、薄さと暖かさの両立で選ばれています。 作りは、甲に保温素材、甲の上部と手首にフリース、手のひらはシリコンの滑り止め付きの人工皮革です(型番:23)。薄いのに暖かく、ゴワつかずに柔らかいので、サーマグリップで気になりやすい厚みの違和感が出にくいのが大きな違いです。推測ですが、全体を厚くせず、必要な場所に保温材を置いているためと考えられます。

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一方で、寒冷地や氷点下で使われているのはサーマグリップのほうで、厳しい寒さでの安心感はサーマグリップに分があります。縫製の丈夫さやサイズ感には個体差があるようなので、サイズは確認してから選ぶのが安心です。

パターやアプローチの感覚まで残したい人、関東以西の冬の早朝くらいの寒さで使う人に向きます。 価格は約2,700円です。

ブリヂストン ウルトラグリップ ウォームブリヂストン ウルトラグリップ ウォームは、手のひらの粘りと、風を通さない作りで選ばれています。 甲側は、保温フリースと吸湿発熱素材のあいだに防風・防水フィルムをはさんだ構造で、手のひらにはシリコーンの滑り止めプリントが付いています(GLGW31)。

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握りの性格はサーマグリップと正反対で、驚くほど滑らず、濡れても手に吸い付きます。サーマグリップの握りに物足りなさを感じる人の受け皿になる一枚です。ただし、普段ゆるく握る人は引っかかる感覚に戸惑うかもしれません。暖かさの感じ方には個人差があり、ゴワつく、スマホが操作できなかった、と感じた人もいます。

冷たい風や雨の日でも、クラブをしっかり握りたい人に向きます。 価格は約2,900〜3,000円です。

テーラーメイド ウォームフィット グローブテーラーメイド ウォームフィット グローブは、薄さと素手に近い感覚で選ばれています。 甲に起毛素材と防風ニットを使い、手首の裾を長めにした作りで、手のひらはスエード調の合成皮革です。

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普段は素手でプレーする人でも違和感が少なく、スマホも操作できます。その代わり、5℃くらいまでなら快適でも、それより寒い日は物足りなく感じる人がいます。保温の層が薄いぶん、手になじむ軽さを取った一枚です。

秋から初冬にかけて、日中5℃以上でのラウンドが中心の人に向きます。 価格は約3,000円です。

寒さの厳しさを最優先するならサーマグリップ、感覚との両立ならウィンター ハイパー ヒート FW、握りの安心感ならウルトラグリップ ウォーム、軽さならウォームフィット グローブです。

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厚い冬用グローブでなくても、冬は乗り切れない?

厚みで寒さを防ぐ以外にも、冬をしのぐ方法があります。濡れに強い布の両手用グローブを使う方法と、いつもの左手用に右手用を足す方法です。 どちらも手の感覚を残しやすい反面、守れる寒さはサーマグリップより浅めです。

フットジョイ レイングリップフットジョイ レイングリップは、冷たい雨や朝露の日でも握れることで選ばれている両手用です。 手のひらと指に布地を使った作りで、濡れるほど手に吸い付くように握れます。普通のグローブよりは暖かく、肌寒い雨の日でも手が冷え切りにくいのが特長です。かさばらないので、厚手のグローブが苦手な人にも合います。

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ただし、保温の層がないので、みぞれの日や長く濡れたままの日には冷えると感じる人もいます。推測ですが、乾いた寒さの日の暖かさでは、サーマグリップに及ばないと考えられます。

0〜10℃くらいで、雨や朝露、手汗に悩まされる日が多い人に向きます。 価格は両手で約4,000円です。

キャスコ DNA シープキャスコ DNA シープの右手用は、いつもの左手用はそのままに、右手だけ足す方法として選ばれています。 羊革を使った天然皮革のグローブです(GF-2012)。両手用の防寒グローブの代わりにしても、握りの違和感がほとんどありません。

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推測ですが、暖かさを生む作りではないので、かじかみそのものを防ぐ力はサーマグリップに及ばないと考えられます。厚手の冬用グローブの感覚がどうしてもなじまない人にとって、手頃に試せる選択肢です。サイズは小さめに感じる人がいるので、普段より大きめを検討すると安心です。

氷点下にならない地域で、パターの感覚を少しも落としたくない人に向きます。 価格は約1,000円です。

かじかみを止めたいならサーマグリップ、濡れた日の握りならレイングリップ、感覚を優先するなら右手用のDNA シープを足す方法です。

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ミズノの中では、どんな位置付けのグローブ?

ミズノは、滑りにくさで知られるダブルグリップを中心に、夏用のダブルグリップ クールと冬用のサーマグリップを季節ごとに揃えています。 それとは別に、手頃な通年モデルとしてコンフィグリップがあります。

ミズノ ダブルグリップダブルグリップは、滑りにくさとサイズの細かさで選ばれているシリーズの中心です。 手のひらにシリコーンの滑り止め、手袋の内側にも滑り止めがあり、指先ショートサイズや27cmまでのサイズが用意されています。

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サーマグリップで気になりやすい、手袋の中でのずれや指先の余りは、ちょうどダブルグリップが得意とする点です。推測ですが、サーマグリップは冬用にするために、この密着感とサイズの選択肢をゆずっていると考えられます。一方、ダブルグリップに防寒の作りはありません。

冬でも握りとフィット感を優先して、右手用と合わせて両手で使いたい人に向きます。 価格は片手で約1,900円です。

ミズノ ダブルグリップ クールダブルグリップ クールは、同じ系統の夏用です。 涼しく蒸れにくいのが持ち味で、季節で使い分ける組み合わせになります。価格は約1,900円です。

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ミズノ コンフィグリップコンフィグリップは、手頃な価格とフィット感で選ばれている通年モデルです。 暖かさを目的とした作りではないので、寒さの軽い時期に一枚で済ませたい人向けです。価格は約1,000円です。

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ミズノで冬の寒さそのものに備えるならサーマグリップ、握りとサイズの合い方ならダブルグリップ、夏はダブルグリップ クールです。

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買った後に知っておきたいこと

コースで使う前に、練習場で何度か慣らしておくと安心です。 厚みによる違和感は、使ううちに気にならなくなる人が多くいます。初めて着ける日が本番だと、握りの感覚の違いに戸惑いやすくなります。

着けたまま回る前提で使うと、良さが生きます。 パターのたびに外すと手間がかかり、片方をなくしやすくなります。スマホや距離計は着けたまま操作できるので、外す場面は思ったより少なく済みます。

日が高くなる日は、普段のグローブもバッグに入れておくと便利です。 気温が上がると手が汗ばむほど暖かくなることがあるので、途中で替えられると快適です。

ゴルフ以外の冬の場面でも使えます。 車の運転や屋外での作業など、冬の防寒手袋としても出番があります。


本記事は、公開されているゴルフグローブのユーザーレビューをもとに、当編集部が独自に評価傾向を分類・集計・分析したものです。記事中の比率・分類はすべて当編集部による独自集計であり、個々のレビュー本文の転載は行っていません。効果には個人差があり、特定の商品の性能を保証するものではありません。価格・評価は執筆時点のものです。

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