フットジョイ ナノロック ツアーは買いか|90商品徹底比較で見えた、天気を選ばず洗えば戻る握り
雨の日も汗の日も同じ握り心地。汚れても洗えば、また使える
乾いた日でも雨でも汗をかいても、握った感じがほとんど変わらない。これがフットジョイ ナノロック ツアーのいちばんの強みです。 汚れてグリップが落ちても洗えば戻るので、破れるより先に「汚れたから替える」と言えるほど長く使えます。天気でグローブを替えたくない人や、練習から本番まで1枚で回したい人に向いています。
似た素材の他社品は、もっと薄くして素手感を高めたものや、安くして枚数で回すものが中心です。素材の違う長持ちグローブも、長く保たれるのはフィットや生地の丈夫さです。比べた中には、洗ってグリップが戻るところまで期待できるものは見当たりませんでした。フットジョイの中では、晴れた日の本番用の革モデルと、安い練習用モデルのあいだにある「いつでも使える全天候用」という位置づけです。
乾いた日の強い吸い付きや、手を守る厚みを最優先するなら、別のモデルのほうが合います。
何が優れていて、どう使うと活きるか
天気が変わっても握りが変わらない理由
ナノロック ツアーは、濡れても手のひらの引っかかりが落ちにくい作りです。 型番はFGNT24です。手のひら側はゴムやシリコンを塗っていない極細のポリエステル繊維、甲側は合成皮革でできています。2025年モデルから、手のひらの素材が環境配慮型に切り替わりました。
手のひらの細かい繊維がクラブのグリップに引っかかって握る仕組みなので、雨や汗で湿っても滑りにくくなります。雨の日に、滑らないよう力を込めて握り直す必要がありません。
握り心地は吸い付くような強さではなく、力まずにしっかり持てる穏やかなタイプです。乾いた日の密着感はほどほどで、汗ばんだときや雨の中でこそ良さが出るグローブです。
破れる前に汚れて替える。洗えばグリップが戻る
ナノロック ツアーが長持ちする理由は二つあります。手のひらがすり減りにくいことと、落ちたグリップが洗うと戻ることです。 使い込むとクラブのグリップの黒い汚れがつき、引っかかりが弱くなってきます。それでも洗って汚れを落とせば、新品に近い握りに戻ります。洗うたびに少しずつ落ちてはいきますが、「破れたから」より「汚れが気になってきたから」替える人が多いグローブです。
寿命の目安は、月1回ほどのラウンドなら年単位、週に何度も練習場へ通うなら半年前後です。何年も、なかには10年以上リピートしている人がいるのも、この長持ちと手入れの楽さがあるからです。
合う使い方
- 練習から本番まで、1枚で回したい人に合います。 まずラウンドで使い、くたびれてきたら練習用に下ろせば、1枚を最後まで使い切れます。
- 夏や雨の日、汗をかきやすい人の普段使いに向いています。 夏は数枚を入れ替えながら使う人もいます。
- こまめに洗える人ほど得をします。 洗うほど良い状態が長く続くからです。
- 右手用もあります。 冬場や手荒れ対策、握力が落ちてきたときに両手で使えます。
今のグローブから乗り換えると、次のような変化があります。
- シリコンの滑り止め付きから替える場合:濡れたときに急に滑る心配が減り、洗えばグリップが戻るようになります。一方で、手の中の滑り止め感や、手を守る厚みは控えめになります。
- 羊革の当て布付き合皮から替える場合:雨や洗濯で硬くなる悩みがなくなります。一方で、手になじむ一体感や小さめのフィットは変わります。
- 天然羊革から替える場合:天気を気にせず使え、手入れも洗うだけで済みます。そのかわり、乾いた日のしっとりした吸い付きは少し物足りなく感じるかもしれません。
注意点
- サイズは大きめで、指は長めに作られています。 ワンサイズ下げるか、試着してから選ぶのが安心です。天然革や小さめの他社品と同じ感覚で選ぶと、大きく感じることがあります。
- 使ううちに伸びて、少しゆるくなることがあります。 ゆるくなると、グローブの中で手がずれる感じが出る場合もあります。
- 手を守る厚みはそれほどありません。 マメや皮むけを防ぎたいなら、厚手のモデルも検討してみてください。
- 乾いた日に強く吸い付く感じを求めると、物足りないかもしれません。 また、クラブのグリップのゴムが手のひらに移って、黒く汚れやすいことがあります。
- 傷みやすいのは手のひらより、次の箇所です。
- 指の甲側にある空気穴
- 親指や人差し指の先
- 縫い目のあたり
- 現行モデルは手のひらの素材が変わったため、新品時のグリップの強さや持ち方が以前のモデルと違う可能性があります(推測)。 前のモデルを使っていた人は、様子を見ながら使ってください。
- 黒は濡れると色落ちすることがあります。夏は熱を持ちやすい可能性もあります。
- 購入時の注意:販売ページによっては、左手用か右手用かの表記が分かりにくいことがあります。注文前に必ず左右を確認してください。価格は時期によって変わります。
もっと良いものはないか、比べて確かめる
ナノロック ツアーの持ち味は、天気を問わない握りと、洗って長く使えることでした。一方で、サイズのゆるさ、手を守る厚み、乾いた日の吸い付きは好みが分かれるところです。90商品の評価を比べた中から、この持ち味を保ったまま気になる点を補えるグローブがあるかを、3つの角度から確かめます。
同じように繊維で握るグローブなら、もっと良いものはない?
ここで取り上げる3つは、ナノロック ツアーと同じく手のひらの繊維で握るタイプで、濡れに強い理由も同じです。違いは「どこまで薄くしたか」と「1枚を長く使うか、枚数で回すか」です。 この4つの中で見ると、厚みと長持ちの実績で安心感があるのはナノロック ツアーです。
ダンロップ スリクソンは、同じ系統の素材で薄さと素手感に振った1枚です。 型番はGGG-S028、価格は約1,400円です。手のひらが薄くてよれにくいので、グリップを握る感触が手に直接伝わり、汗をかいても中で手がずれにくくなります。洗うと質感が戻る点はナノロック ツアーと同じです。そのぶん手を守る厚みは控えめで、クラブの黒い汚れが移ると落ちにくいことがあります。素手に近い感覚と、汗の日の一体感を重視するならこちらです。
ゼロフィット インスパイラルグローブは、手汗と密着感により強く振った1枚です。 型番はZFNEW、価格は約1,600円です。ごく薄く小さめに作られていて、少し湿っているくらいのほうがよく効きます。その反面、乾いた寒い日は普通の握りになりやすく、薄さのせいでマメや痛みが出ることもあります。使い始めに縫い目がほつれることもあり、品質に当たり外れがあるかもしれません。サイズはナノロック ツアーとは逆の小さめです。手汗に悩んでいる人や、手が小さめで素手のような密着を求める人に向いています。
グローブグルゴルフは、同じ系統の握りを安さと枚数で使う選択肢です。 価格は2枚組で約1,000円です。握り心地はナノロック ツアーと同じ系統ですが、新品のうちは少し滑り、なじんでから良くなるタイプです。持ちは個体差が出やすく、洗ってグリップが戻るとまでは言い切れません。サイズが大きめで伸びやすい点は、ナノロック ツアーと同じです。練習量が多い人や、ラウンド中にどんどん替えたい人が消耗品として使うなら、こちらが合います。
選び分けのまとめ
- 1枚を洗いながら長く使いたいなら:ナノロック ツアー
- 薄さと素手感なら:スリクソン
- 手汗と密着感なら:インスパイラルグローブ
- 安さと枚数なら:グローブグルゴルフ
素材が違っても、長く使えて雨に強いグローブはある?
ここで取り上げる3つは、仕組みは違っても、長持ちして天気に強いグローブとして選ばれています。違いは「何が長持ちするか」です。 ナノロック ツアーは握りが洗えば戻ります。ほかの3つは、フィット、生地の丈夫さ、締め付けによる一体感が長く保たれるタイプです。
ミックゴルフ FIT39は、別の仕組みで「天気を問わず年単位で使える」ところまで届いた1枚です。 価格は約1,700円です。
- 手のひらがゴムのような質感で、雨や汗に強いグローブです。
- よく伸びる甲が手を締め付けて一体になるので、ゆるみにくいのはナノロック ツアーとは逆の性格です。
- 夏も蒸れにくく快適です。
- そのかわり、手のひらの下のほうから擦り切れやすく、縫い目の仕上がりにばらつきが出ることもあります。
- 洗ってグリップが戻るタイプではありません。
締め付けるフィットが好きな人、手が小さい人や指が短い人、夏の涼しさを重視する人におすすめです。
タイトリスト プロフェッショナルテック グローブは、フィットが長く変わらないことで選ばれる1枚です。 価格は約1,400円です。起毛したスエード調の生地が伸びにくいので、手の中でずれにくく、締まり具合が長く続きます。洗っても硬くなりにくいのも利点です。ただ、汗が残ると次に使うときに少し硬く感じることや、品質にばらつきが出ることがあります。右手用はありません。手の中でずれないことと、変わらないフィットを重視するならこちらです。
キャスコ タフフィットプラスは、とにかく破れにくさで選ばれる1枚です。 型番はSF-21161、価格は約1,300円です。
- 生地が裂けにくく、たくさん打っても穴が開きにくいのが強みです。
- ただし、表面の起毛は先に減っていき、握りは穏やかめです。
- サイズは0.5cm刻みで、大きいサイズや右手用もあります。
- 防臭加工があるので、洗う回数も減らせます。
大量に打っても破れないことや、自分の手にぴったりのサイズを選べることを重視する人に合います。
選び分けのまとめ
- 洗ってグリップを戻しながら使いたいなら:ナノロック ツアー
- フィットを保ちたいなら:プロフェッショナルテック グローブ
- 生地の丈夫さなら:タフフィットプラス
- 締め付ける一体感と夏の快適さなら:FIT39
フットジョイの中で選ぶなら、どれが合う?
フットジョイの中でナノロック ツアーは、雨や汗に強く長持ちする「普段使いの全天候用」です。周りには、晴れた日の本番用の羊革モデル、同じ系統の柔らかい兄弟モデル、安い練習用の合皮モデルがあり、その真ん中の1枚と考えると分かりやすいです。 晴れの日は革、雨が降ったらナノロック ツアーに替える、という使い分けをする人もいます。
ナノロック ネオは、同じ握り心地のまま柔らかさとフィットを高めた兄弟モデルです。 価格は約1,600円です。グリップ感はナノロック ツアーとほぼ同じで、甲まで同じ素材なのでしなやかに手に沿います。甲側の空気穴まわりから傷むことは、ツアーより少ないと考えられます(推測)。ただ薄いので、力むと手が痛くなったり、早く破れたりすることがあります。しなやかさと、手に吸い付くようなフィットを優先するならこちらです。
ピュアタッチは、晴れた日の本番用に選ばれる羊革モデルです。 価格は約3,100円です。乾いた日の吸い付きと素手感は、ナノロック ツアーより上です。一方で雨や汗には弱く、手のひらも早く傷みやすいので、洗いながら長く使うグローブではありません。晴れた日の勝負で、最高の握り心地を求めるならこちらです。
ウェザーソフは、安さと手のひらの丈夫さで選ばれる練習用の定番です。 型番はFGWF23、価格は約1,300円です。手のひらに当て布が付いていて丈夫ですが、汗や雨の日の握りは人によって評価が分かれます。ナノロック ツアーとの差は二つあります。当て布がないぶん手に沿うフィットと、洗えばグリップが戻ることです。数百円の差で、雨や汗の日の安心感と手入れのしやすさが大きく変わります。手ごろな価格で練習用にまとめ買いしたいなら、ウェザーソフが向いています。
選び分けのまとめ
- 晴れた日の本番なら:ピュアタッチ
- 天気を問わない普段使いなら:ナノロック ツアー
- 柔らかさとフィットなら:ナノロック ネオ
- 安く練習用にそろえるなら:ウェザーソフ
- 晴れの日はピュアタッチ、雨や夏はナノロック ツアーという組み合わせもおすすめです。
買った後に知っておきたいこと
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最初はワンサイズ下げるか、試着してから選ぶのがおすすめです。 使ううちに伸びるので、着けた直後に少しきついくらいがちょうど良くなります。伸びてきても、洗うと少し締まりが戻ることがあります。
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こまめに洗うほど長持ちします。 洗い方は次のどちらかです。
- 洗濯ネットに入れて洗濯機で洗う
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸け、軽くブラシでこする
黒ずみが進む前に洗うと、グリップも見た目も保ちやすくなります。汗のにおいも洗えば取れます。
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2〜3枚を交互に使うと、1枚あたりの寿命が延びます。 汚れが目立ってきたり、ゆるくなってきたりしたら、練習用に下ろしましょう。
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替えどきの目安は次の3つです。
- 空気穴が広がってきたとき
- 指先に穴が開いたとき
- 洗ってもグリップが戻らなくなったとき
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黒は濡れると色落ちすることがあります。白いウェアと合わせる日は気をつけてください。
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冬や手荒れ対策で両手に着けるなら、右手用もそろえられます。 注文時は左右を確認してください。
出典・免責
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