ダンロップ スリクソン GGG-S028は買いか|90商品徹底比較で見えた、濡れても滑らず素手感覚で握れる薄さ
雨の日も汗だくの夏も、素手の感覚のまま握れる薄手の1枚
雨でも汗でもクラブが滑らず、グローブの中で手もずれません。しかも素手に近い薄さです。ダンロップ スリクソン(ダンロップ SRIXON)の強みは、この二つを1枚で両立していることです。汚れたら洗えば手触りが戻り、本革のように硬くなりません。
同じ極細繊維のグローブの中では薄さを重視した作りで、丈夫さを優先するならフットジョイ ナノロック ツアーが候補になります。ゼロフィット インスパイラルグローブやフットジョイ レイングリップのような濡れるほど効くタイプと比べると、乾いた日も握り心地が変わりにくく、晴れから雨まで1枚で通せるのがスリクソンの持ち味です。
夏と雨の日のメインに、本革から乗り換えたい人に、手の小さい人に向いています。価格は約1,400円で、気軽に試せます。
濡れても滑らず、素手の感覚が残る理由と注意点
素材と作り
型番はGGG-S028です。ダンロップのプロシリーズには3つのタイプがあり、その中の「素手感覚」タイプにあたります。手のひらにはナノフロントという極細繊維の人工皮革、甲にはソロテックスというしなやかな素材が使われています。左手用で、甲側に生地の継ぎ目がないため、肌に当たる部分がありません。サイズは16cmからそろっていて、ジュニアや手の小さい人でも合うサイズを選べます。
外側も内側も滑らない
グローブが滑るのは、クラブとグローブの間だけではありません。汗をかいた手がグローブの中で動くのも、同じように握りを不安定にします。スリクソンはクラブ側も手の側も、濡れてもずれにくいグローブです。細かい繊維がグリップをとらえ、薄い生地が手に張り付くので、汗をかいても手が中で泳がないのだと考えられます(推測)。
乾いた日でも本革に近い握り心地があり、雨の日専用ではありません。晴れの日も雨の日も同じ感覚で使えることが、毎ラウンド使う1枚として選ばれる理由です。
薄さが打ち心地を変える
グリップからの手応えがそのまま手に伝わり、素手で振っているような感覚になります。厚手のグローブが使いにくかった人ほど、違いを感じやすいはずです。生地がよれたりしわになったりしにくく、マメができにくくなったと感じる人もいます。着けていることを忘れるほど違和感が少ないので、グローブの着け心地が苦手な人でも続けやすい1枚です。
洗えば手触りが戻る
汗や土で汚れても、洗えば元の手触りに戻ります。濡れて乾いても硬くなりません。本革のグローブは、汗でぬるつく、外しにくい、洗えない、雨のあとに硬くなる、という扱いにくさがあります。本革を長く使ってきた人がスリクソンに乗り換えるのは、ここが大きな理由です。
向いている人・使い方
- 夏と雨の日のメインとして。冬以外はずっとこれ、という使い方をする人もいます。
- 本革派の雨用・夏用として。晴れの日は本革、雨や暑い日はスリクソン、と使い分けられます。
- 汗かきの人に。グローブの中で手が動く悩みを減らせます。
- 手の小さい人やジュニアに。ショップで見つけにくい小さいサイズも選べます。
注意点
- グリップのゴムの黒が手のひら側に移ることがあり、洗っても落ちにくいようです。性能には影響しませんが、白さを保ちたい人は覚えておくと安心です。
- 使ううちに伸びやすいので、サイズに迷ったら小さめが無難です。
- 長持ちするかどうかは使い方で差が出やすいようです。長く使えている人がいる一方、指先が早く傷んだ例もあります。薄手なので、練習で大量に打つ人は消耗が早めになるかもしれません(推測)。
- 薄さを頼りなく感じる人もいます。厚手の安心感が好きな人には合わない可能性があります。
- 何度か使うと少し張りが出てくると感じる人もいます。
- 雨の日は新しめの1枚を使う方が安心という使い方もあります。
- 冬は厚手のグローブに替える人もいます。
- 買うときは型番を必ず確かめてください。同じ「スリクソン」の名前でも、天然皮革のもの、厚手の人工皮革のもの、羊革で補強したものなど、型番によって中身がまったく違います。この記事で紹介しているのはGGG-S028の左手用です。
もっといいグローブはないか、3つの方向から確かめる
スリクソンの持ち味は「濡れても滑らないこと」と「薄くて素手に近いこと」の両立です。この二つを軸に、近い候補を3つの方向から比べます。
同じ極細繊維の手のひらなら、もっと丈夫なものや安いものはない?
同じ系統の素材でも、薄さを取るか、丈夫さを取るかで性格が分かれます。スリクソンとスネルゴルフ マイツアーグローブは薄さ寄り、フットジョイ ナノロック ツアーとグローブグルゴルフは丈夫さ寄りです。濡れたときの強さは、グローブグルゴルフ以外の3つがほぼ並びます。フットジョイ ナノロック ネオやブリヂストン ツアーナノも同じ素材系ですが、使い心地はスリクソンかナノロック ツアーに近いため、ここでは取り上げていません。
フットジョイ ナノロック ツアーは、丈夫さで選ばれている同じ素材の定番です。型番はFGNT24で、価格は約1,700円です。手のひらが擦り切れにくく、練習で使い込んでも長持ちしやすいグローブです。甲が合成皮革で少し厚手な作りが効いているのだと考えられます(推測)。傷むとしたら、指の通気孔や指先からです。汚れも洗えば落ちやすいです。一方、作りが大きめで手が中で動きやすく、薄さと中のフィットはスリクソンが上です。練習量が多い人、白を洗って長く使いたい人、右手用や黒も欲しい人に向いています。
スネルゴルフ マイツアーグローブは、スリクソンに近い使い心地の、もう一つの薄手です。価格は約3,000円です。薄さと濡れへの強さはスリクソンに近く、少し湿っているくらいの方がよく効き、乾くのも早いです。グリップの色が付きにくいのも利点です。ただ、縫い目からほつれることがあり、当たり外れを感じる人もいます。薄く伸びる生地のぶん、縫い目に力がかかりやすいのだと考えられます(推測)。雨の日や夏用の替えを持ちたい人、黒い汚れを避けたい人に向いています。
グローブグルゴルフは、安さと破れにくさで選ばれている練習用です。2枚組で約1,000円です。手のひらは擦り減りに強い一方、雨での頼もしさと素手のような感覚はスリクソンより控えめです。中が手に密着するぶん、蒸れを感じる人もいます。新品のうちは少し滑り、使い慣らすと良くなる傾向です。たくさん打つ練習の消耗品として使いたい人、ラウンド中に替えを持ち歩きたい人に向いています。
薄さと中のフィットならスリクソン、丈夫さならナノロック ツアー、薄手の別候補ならスネルゴルフ、練習の消耗品ならグローブグルゴルフです。
素材が違っても、濡れに強くて素手感覚のグローブはない?
この3つと比べると、スリクソンは薄さと濡れへの強さの両方を備えた、ちょうど真ん中の位置にいます。ブリヂストン ツアーグローブは手触り寄りです。ゼロフィット インスパイラルグローブは、薄さを保ったまま濡れるほど効くタイプです。フットジョイ レイングリップは、濡れへの強さに振り切った両手用です。
ゼロフィット インスパイラルグローブは、手汗の多い人の定番です。型番はZFNEWで、価格はカラー版を含めて約1,600〜2,000円です。起毛した手のひらは水分を含むと食いつきが増すので、汗や雨の日はスリクソン以上に頼もしい一方、乾いた寒い日はふつうの握り心地になります。手のひらが痛む、マメができると感じる人もいます。薄いうえに中の摩擦も強いためと考えられます(推測)。グレーは黒ずみが目立ちません。手汗が特に多い人、雨と夏のラウンドが中心の人に向いています。
ブリヂストン ツアーグローブは、本革に近い手触りを人工皮革で味わえるグローブです。型番はGLG12で、価格は約1,800円です。手のひらも甲も同じ薄い人工皮革(クラリーノ)で、手に吸い付く感じはスリクソン以上と感じる人が多いです。雨の日の頼もしさは、スリクソンほどはっきりしていません。柔らかいぶん擦れに弱いこともあり、サイズは小さめで指が細めの作りです。晴れや汗の日が中心で手触りを最優先する人、指が細長い人に向いています。
フットジョイ レイングリップは、本降りの日のための雨具です。両手1組で約4,000円です。起毛したニットが濡れるほど粘り、大雨でもクラブを離さない頼もしさがあります。両手に着けるので冷えも和らぎ、長く使えるのも強みです。ただ、手触りはふつうのグローブより粗く、防水ではないので強い雨では手そのものは濡れます。本降りでもラウンドする人、蒸し暑い地域でプレーする人、冬に両手を温めたい人に向いています。
晴れから雨まで1枚で通すならスリクソン、手汗が特に多いならゼロフィット、手触り最優先で晴れの日中心ならブリヂストン ツアーグローブ、本降りや冬ならレイングリップです。
同じスリクソンの中では、どれを選べばいい?
プロシリーズは、天然皮革の「しっとり」タイプ、今回の「素手感覚」タイプ、厚手の「衝撃吸収」タイプの3つで役割を分けています。これとは別に、量販店でよく見かける羊革補強の定番もあります。実際に、天気によって型番を使い分けている人も少なくありません。
スリクソン GGG-S027は、本革の吸い付きを晴れの日に楽しむタイプです。価格は約1,600円です。天然の羊革でやや厚く、グリップに密着する握り心地です。雨と洗濯は苦手なので、雨の日は人工皮革のグローブに替える使い方がされています。濡れたときの強さと手応えの直接さでは、今回のスリクソンに分があります。晴れの日が中心で、本革の感触にこだわる人**にはこちらが向いています。
スリクソン GGG-S029は、厚手で衝撃を和らげる、練習や冬に向いたタイプです。価格は約1,400円です。厚手の人工皮革(クラリーノ)で、ダフリやトップでも手が痛くなりにくく、冬は暖かいのが持ち味です。丈夫そうだと感じる人もいます。一方、指の動かしやすさと薄さは今回のスリクソンが上で、夏は暑く感じることがあります。手の痛みや衝撃を和らげたい人、冬や練習量の多い人に向いています。
スリクソン GGG-S016は、安く使い回せる晴れの日・練習用です。価格は色によって約1,200〜2,500円です。合成皮革に羊革の当てを重ねた作りで、手のひらをしっかり守ります。ただ、当ての部分は汗や雨で滑りやすくなり、乾くと硬くなることがあります。洗濯にも強くありません。親指が傷みやすいと感じる人もいます。晴れの日の練習用に費用を抑えたい人に向いています。
晴れの日の手触りならGGG-S027、衝撃吸収や冬ならGGG-S029、安い練習用ならGGG-S016です。雨も汗も薄さも1枚で済ませたいなら、今回のスリクソンです。
スリクソンの特徴や他のモデルとの違いは、スリクソンのゴルフグローブ評判とおすすめで、モデルごとに比べています。
買ったあとに知っておきたいこと
- 汚れたら気にせず洗ってください。石けんや中性洗剤で手洗いし、陰干しすれば十分です。洗っても硬くならないので、こまめに洗うほど気持ちよく使えます。
- グリップの黒い汚れは落ちにくいものと考えておきましょう。性能には影響しません。黒いグリップを使っている人は、手のひら側の色は割り切るのが気楽です。
- 雨の日は新しめの1枚を。使い込んだものは練習用に回すと、雨の日の安心感を保てます。
- 緩くなってきたら、次は小さめのサイズを。伸びやすいので、買い替えのときにサイズを見直すとフィット感が戻ります。
- 晴れ用や冬用との使い分けもおすすめです。本革や厚手のグローブと組み合わせると、それぞれが得意な場面で使えます。
- 交換の目安は指先です。指先が薄くなってきたら替え時です。
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