ブリヂストン ウルトラグリップ クール GL25S1は買いか|91商品徹底比較で見えた、真夏でも蒸れずに滑らない涼しさとグリップの両立
真夏に「蒸れない」と「滑らない」を1枚で両立したい人のためのグローブ
真夏でも手の中が蒸れにくく、汗をかいても握りが緩みにくいグローブです。 ブリヂストン ウルトラグリップ クール(ブリヂストン ULTRA GRIP COOL)は、涼しさとグリップのどちらもあきらめたくない人に向いています。手の甲がメッシュなので熱と汗が抜けやすく、手のひらが湿りにくい分、シリコーンの滑り止めが最後まで効きやすくなります。
もっと涼しいモデルはありますが、その多くは握りの強さや丈夫さと引き換えです。 反対に、汗でびっしょり濡れても滑らないことを何より優先するなら、両手に着けるタイプなど別の選択肢が向いています。
真夏のラウンドで片手に薄手のグローブを着けたい人、手汗で滑るのが心配な人に、ちょうどよい1枚です。
ウルトラグリップ クールの実力
涼しさが、そのまま握りやすさにつながる
ウルトラグリップ クール GL25S1は、手の甲側にクーリング素材「DRY STATUS」のメッシュを、手のひら側にシリコーンプリントを施した合成皮革を使った夏用モデルです。ベルトは手のひら側の素材に直接縫い付けられていて、生地は薄手です。左手用で、価格は約1,600円です。
この商品の大きな強みは、涼しさがグリップの安心感にまでつながっていることです。 手の甲から熱と汗が抜けるので、グローブの中はほとんど蒸れません。暑い日のラウンドでも終盤までサラッとした状態が続き、手のひらが湿りにくいので、シリコーンの滑り止めが効いたまま握り続けられます。
薄手なのにゴワつかず、グリップもしっかり効きます。 夏用は涼しさのために握りを犠牲にしがちですが、ウルトラグリップ クールはその両方を求める人に支持されています。
合うのは、真夏のラウンドと汗をかきやすい手
いちばん力を発揮するのは、真夏のラウンドです。 使った人の満足は、暑い時期に蒸れずに回れることに集まっています。
手汗が多い人ほど、手放せない1枚になっています。 汗で手が滑りやすい人にとっては、メッシュの通気とシリコーンの滑り止めの組み合わせが大きな安心材料です。前の世代から夏の定番として選び続けている人もいて、季節の決まった1枚として使われています。
見た目の涼しげなデザインも好評です。 夏のウェアに合わせやすい配色です。
注意点
汗の量がとても多い日は、ラウンドの後半に滑りやすくなることがあります。 推測ですが、メッシュで逃がしきれないほど汗をかくと、グローブ自体が湿ってしまうためと考えられます。汗っかきの人は、替えを1枚持っておくと安心です。
最大限のグリップを求める人には、少し物足りないかもしれません。 握りの強さだけで比べると、メッシュを使っていない通常版の方が上だと感じる人もいます。
丈夫さについては、まだ判断材料が多くありません。 早い段階で縫い目がほつれた例もあるので、最初のうちは縫い目の状態を見ておくと安心です。白い部分は汚れが目立ちやすいです。
同じ「ウルトラグリップ クール」の名前で、冷却素材の違う別の型番が売られています。 購入時は、先に挙げた型番かどうかを確かめてください。
似たグローブとの比較
ウルトラグリップ クールは「涼しさとグリップの両立」が持ち味です。そこで、もっと涼しいものはないか、汗で濡れても滑りにくいものはないか、同じシリーズのほかの型で十分ではないか、の3つの視点で比べます。
同じような夏用グローブで、もっと良いものはないの?
手の甲で熱を逃がす夏用グローブは、涼しさに振るほど、握りの強さや丈夫さが控えめになる傾向があります。 ウルトラグリップ クールとミズノ ダブルグリップ クールは、その中でグリップを重視した側にいます。
ミズノ ダブルグリップ クールは、つくりも使った人の評価もよく似たライバルです。 甲のメッシュと手のひらのシリコーンという組み合わせが同じで、グリップの強さに大きな差は見えません。違いは使い心地の細かな部分にあり、ダブルグリップ クールは汗をかいても着け外しがしやすく、ウルトラグリップ クールは終盤までサラッとした状態が続くことで支持されています。価格は約1,900円です。ラウンド中にグローブを外す機会が多い人は、ダブルグリップ クールが合いそうです。
フットジョイ ステイクール EXは、涼しさの体感を重視したモデルです。 接触冷感のメッシュを広く使っていて、涼しさや汗の乾きやすさへの満足が目立ちます。そのぶん生地が薄く、擦れや破れの早さを気にする人が多いモデルです。価格は約2,200円です。夏のラウンド専用と割り切って、とにかく涼しさを求める人に向いています。
キャロウェイ ハイパークールは、涼しさに大きく振ったモデルです。 25年モデルは蒸れにくさと乾きの早さで支持されていて、汗をかいても替えずに回れる手軽さがあります。一方で、手のひらにもメッシュ系の素材を使っているため、強く握る人には滑りやすく感じられることがあります。価格は約1,400円です。軽く握るタイプの人や、蒸れがいちばんの悩みという人に向いています。
涼しさを最優先するならハイパークールかステイクール EX、涼しさとグリップを両方取りたいならウルトラグリップ クールかダブルグリップ クールです。
汗で濡れても滑らないことなら、ほかの方式の方が強いのでは?
ウルトラグリップ クールは、甲から湿気を逃がして手のひらを乾いた状態に保つタイプです。ここで比べるのは、手のひらの素材そのものが濡れに強いタイプです。びっしょり濡れた後のグリップはこちらが上回ることがありますが、手の甲の涼しさではウルトラグリップ クールが優位です。
フットジョイ レイングリップは、汗で何枚もグローブを替えている人のための選択肢です。 両手に着ける生地のグローブで、濡れるほど握りやすくなります。海外の蒸し暑い地域では、1ラウンドに何度もグローブを替える手間から解放されたと、熱のこもった支持を集めています。ただし、両手に着ける感覚に慣れが要ることや、手触りが粗めで感触が伝わりにくいと感じる人がいることには注意が必要です。夏に暑くないかは、人によって受け止め方が分かれます。価格は両手セットで約4,000円です。汗の量が多く、替えなしで回り切りたい人に向いています。
ダンロップ スリクソンは、手の甲で冷やすのではなく、薄い手のひらで汗に対応しています。 GGG-S028は手のひら側が夏でもさらっとしていて、手と手袋の間もクラブとの間も滑りにくいのが持ち味です。薄すぎると感じる人がいることや、クラブのグリップの色が手のひらに移りやすい点は気にしておきたいところです。価格は約1,400円です。素手に近い感覚や、グローブの中で手が動かないことを重視する人に向いています。
ゼロフィット インスパイラルグローブ クールは、同じ夏用モデルを別のつくりで仕上げたものです。 甲はメッシュではなく穴あき加工、手のひらはシリコーンではなく起毛素材です。蒸れにくさとグリップには満足する人が多い一方、涼しさの体感は控えめだと感じる人もいます。推測ですが、汗をかき切ると替えが欲しくなる点は、ウルトラグリップ クールと同じだと考えられます。価格は約2,000円です。起毛素材のしっとりした握り心地が好きな人に向いています。
汗で濡れても替えずに回りたいならレイングリップ、薄さと手袋の中での滑りにくさならスリクソン、甲の涼しさとシリコーンの滑り止めならウルトラグリップ クールです。
同じシリーズの通常版や冬用とはどう違うの?
ブリヂストンのウルトラグリップシリーズは、手のひらの滑り止めをシリーズ共通にして、手の甲と生地の厚みで季節を分けています。 ウルトラグリップ クールは、その中で夏を受け持つモデルです。
ブリヂストン ウルトラグリップは、シリーズの基準になる通年モデルです。 型番GL2505/06で、シリーズの中でも握りの強さへの満足が特に厚く、力を抜いて握ってもクラブが抜けにくい安心感があります。一方で、夏の蒸れについてはほとんど語られておらず、サイズが小さめに感じられることや、ゴワつきが気になる人もいるようです。価格は約1,700円です。グリップを最大限に求める人や、夏以外の季節に使う人に向いています。
同じ名前の別型番、ウルトラグリップ クール GLGS31は、取り違えに注意したいモデルです。 冷却素材が違い、手のひらに穴あき加工が入っています。こちらは、汗で滑りやすい、グローブの中で手がずれる、涼しく感じにくいと受け止める人がいます。今回紹介している型番では、そうした不満は目立ちません。価格は約2,200円です。「クール」の名前だけで選ばず、型番まで確かめるのがおすすめです。
ブリヂストン ウルトラグリップ ウォームは、シリーズの冬用モデルです。 型番GLGW31の両手用で、手のひらの握り心地はシリーズと変わりません。厚手でゴワつきを感じる人もいて、暖かさの感じ方は人によって分かれます。価格は約2,900円です。同じグリップ感を1年中使いたい人に向いています。
夏はウルトラグリップ クール、それ以外の季節やグリップ最優先なら通常版、冬はウォームという使い分けが分かりやすい選び方です。
買った後に知っておきたいこと
汗の多い日は、替えのグローブを1枚持っておきましょう。 グローブが湿ってきたと感じたら早めに替え、2枚を交互に使えば、乾かしながら最後まで回れます。
季節ごとにシリーズ内で使い分けると、握り心地を変えずに1年を通せます。 夏はウルトラグリップ クール、春や秋は通常版、冬はウォームという組み合わせです。
使い始めの数ラウンドは、縫い目の状態を確かめておくと安心です。 白い部分は汚れが目立ちやすいので、手入れの方法はメーカーの表示に従ってください。
本記事は、公開されているゴルフグローブのユーザーレビューをもとに、当編集部が独自に評価傾向を分類・集計・分析したものです。記事中の比率・分類はすべて当編集部による独自集計であり、個々のレビュー本文の転載は行っていません。効果には個人差があり、特定の商品の性能を保証するものではありません。価格・評価は執筆時点のものです。